■ 「気仙三十三観音」を辿る旅
「気仙三十三観音巡礼」とは
むかしむかし
岩手県 陸前高田市、住田町、大船渡市、そして釜石市唐丹の一部を
「気仙郡」と呼んだそうですが
その「気仙郡」に点在する 三十三個所の観音様を巡る
巡礼のことだそうです。
江戸時代
「佐々木三郎左エ門」という方が三十三箇所を選定したのが最初とされ
大勢の人々がこの気仙三十三観音を巡りました。
以後、時代と共にこの巡礼を巡る人も少なくなっていきましたが
2011年に東日本大震災がおこりました。
当時、復興ボランティアとして
大船渡市へ通っていた支援団体「ひとさじの会」会員であり
成就院住職、福田さんは
現地でこの埋もれてしまった「巡礼」の存在を知り
これを再興させ、復興の一助にしよう
そうした取り組みを始めました。
復興 ・ 観光 ・ 徒歩巡礼
「みちのくにみちつくる」を描いたご縁で
2017年3月
「祈りの道」再興プロジェクト(「ひとさじの会」)の皆さん
地元有志の皆さんとご一緒に
この巡礼会に参加させていただきました
今回は6日間で90kmを歩きます
●参考文献 【佐々木克孝氏・著『気仙三十三観音霊場巡礼・祈りの道』】
●推進団体 【祈りの道・気仙三十三観音霊場再興プロジェクト】
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