【9日目】

【16年04月06日(水)】

(岩手県宮古市より電車〜)摂待駅スタート

昨夜は宮古市で一泊
<am 06:08>

「宮古駅」より
電車で出発

よく寝たはずなのに
体も 心も重い

…いや…

正直に言うと…

ちょっと歩くの
飽きてきた!
いや!ほんとに!
飽きるんですよ!
四国の時も
歩くのイヤになる時期が
あるんです!

…でもここを越えれば
また楽しくなる…

はず

一ヶ月も
旅に時間が割けるのに

贅沢な不満…

<am 06:45>

「摂待駅」スタート

本日の予定は

ここから
田老地区を通り

「三王岩」を眺め

前回も泊まった
「休暇村陸中宮古」まで

約30km

本当は海沿いに
自然歩道があるようですが

ちょっと歩く気になれず
国道をトボトボ歩く

その横を
アイドルグループのロゴが入った
スクールバスが
通学の子供たちを乗せて
通り過ぎる

震災の復興支援の時も
小耳に挟みましたが
よく芸能人の慈善活動を
「売名」と言って
非難する人がおりますが

そもそも芸能人は
名前にこそ価値があって
売名してこその
職業だと思うし

ふだん「有料」のその名前を
こんな時だからこそ「無料」で
提供するんだし

それに
「やらない善よりやる偽善」
という名言も
あ!
桜だ!

桜はいい…

目に映るだけで
気持ちが
軽やかになる…

<am08:15>

「道の駅たろう」到着

ここで今夜の夕飯を
調達しておかなくては。

あちこち
コンビニがあるということはないので
買えるときに
買っておく

売店が開く9時まで待って
地元の姐さん方の作った
蒸しパンや饅頭を購入

あまりに
おいしそうだったので
1つ食べながら出発
前回と同じく
「真崎」を経由して
「三王岩」を目指します
海へ!
海沿いの自然歩道は
この一ヵ月後に
開通予定
スタートは
気が乗らなかったけど

ちょっと
心が晴れてきた

<am 10:00>

「真崎灯台展望台」

まだちょっと
整備できてない部分もありますが
良い景色

さて…
ここから「三王岩」方面まで
自然歩道があるようですが…

…これか…?

道なのかこれ…

パッと見
気付きませんでしたが

環境省の道標が!

外敵に見つからないよう
じっとしてる
雷鳥のようだ!

ほんとうは

今日はあんまり
歩きたくない日でしたが

天気もいいので…

行ってみようか

あ!

キレイだ!

こっち来てよかった!

休憩

…ここでようやく
理解しました…

「みちのく潮風トレイル」は
スタートからゴールまで

一気に歩く旅じゃない方が
断然良い!

何回かに分けて

みちのくに通って

ゆっくり進める旅が
一番楽しめる!

綺麗な景色も毎日見てると

ちょっと
飽きてくる

ほら…美味しい物だって
たまに食べるから
嬉しいんであって…

綺麗なんだけど…

ちょっと寂しい…

「三王岩」近辺

あれ?

なんか景色が変わってる?
駐車場とか
きれいなトイレとか
設置されてる!

なんだか
真新しいホテル?宿も
出来てる!

<am11:00>

田老「山王岩」

今回もまだ歩道が不通で
下から仰ぎ見ることは
出来ませんでしたが
田老の景勝地は
着実に復活している!
「たろう観光ホテル」

ここは田老の歴史の
新たな伝承施設と
なっていくのでしょう

港もずいぶん整備されて
残念ながら
前回お世話になった
サケ幟のお父さん方には
会えませんでした
ふたたび国道を歩き、
例のあぶないトンネルを
抜けて
途中、海岸方面へ入り

「女遊戸(おなっぺ)」 という

なんだかムズムズする
珍しい名前の地域を通過

<pm 01:00>

「東日本大震災
メモリアルパーク」

パッと見、綺麗な公園なのですが
津波被害を受けたトイレが
そのままの姿で残されていて
気付くとドキッとします…

車でフキノトウを取りに来ていた
地元のおじさんが
震災直後、この辺りが
どのような有様だったかを
話してくれました
本日の宿
「休暇村」まであと少し…

足はもう
だいぶガタガタですが
あの大浴場に入るため
もう一踏ん張り
<pm02:00>

「休暇村陸中宮古」 到着!

なにをおいても
まずは風呂!

そして今日で
スタートからの歩行距離
200km!

記念に売店で
座敷童のキューピー人形を購入

 
 

【本日の移動距離 ルート】

(宮古駅から電車〜)摂待駅・スタート〜田老〜休暇村陸中宮古・宿泊

【晴れ・ 27.7km】

【総距離 200km】

▼ルートあくまで参考MAP▼

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