【10日目】

【16年04月07日(木)】

岩手県宮古市「休暇村陸中宮古」スタート

<am 08:00>

「休暇村陸中宮古」よりスタート

休暇村の送迎ワゴンで
国道まで乗せてもらう。

「本線に戻るため」という
こーゆーのは
OKという
マイルール

本日の予定

宮古市「浄土ヶ浜」を通り

「重茂半島」まで

約20km

…あいかわらず
歩きたくない病は
継続中…

特に
今日は午後から
大雨になるそうなので
早足行軍…

気が乗らないなあ…

公式マップによると

「浄土ヶ浜」への
自然歩道は

ここから下へ降りると
書いてあるのですが…

「墓地」じゃないか!
…たしかに
「浄土」への
入り口では
あるけれども…
環境省の道標も
いよいよ
卒塔婆みたいにみえる…
<am 09:30>

「浄土ヶ浜レストハウス」

「浄土ヶ浜」

天気が気になって
どうもゆっくり
できない…
「浄土ヶ浜ビジターセンター」

なんの前触れもなく
前回の取材でお世話になった
Sさんを訪問

急に訪ねたにもかかわらず、
喜んでくれて迎えていただき
うれしかったです。

2年半前から
ここを訪れる客層も
変わってきてるとの事。

以前は、
震災の被災地を
見に来る方が多かったが
最近は
純粋にトレッキングを
楽しみに来る
お客さんが多くなったらしい。

ビジターセンターを後にし
「宮古市役所」へ

同じくお世話になった
Yさんにご挨拶をと思い訪ねるも、
役所はお仕事中。
個人商店とおなじ感覚で
会えると思ってた自分が
甘かった…

留守電にご挨拶だけ入れて
先を急ぎます。

あーほら

今にも降ってきそうだ…

目指す重茂半島は
海の上を歩ければ
すぐそこなのに
あー
降ってきた…

リュックから
カッパ出して着る

これを着ると
みるみる気力体力が
減っていくのです…

そして今日のお宿

宿泊をお願いすると
「仕事で泊まる方」
「工事関係者」専門で
一般のお客さんは
受け入れてないんですよと
断られてしまいましたが

この近辺では宿がなく
雨も降ってる…
という事情を考慮してくださり
受け入れていただけました。

本当にありがとうございます!

通常のチェックインには
かなり早い時間でしたが
従業員の姐さん方が
晩御飯の用意で忙しいにも関わらず
気持ちよく迎え入れてくれました。

本来ならここで
感謝も込めて
宿名を書くべきですが
無理をお願いしての宿泊でしたので
このレポを切っ掛けに
重ねて先方にご迷惑かかっては
申し訳ありませんので
伏せさせていただきます。

宿での夕飯は大広間で。
席は全部で30席+僕の席

同宿は 屈強な
工事現場の
おじさんたちばかり
刺青入った若いアンちゃんとか
自前の焼酎パックを持ちこむ
レスラーみたいなオッチャンとか

…ちょっと
鬼の宴会場に紛れ込んだ
コブトリ爺さんっぽい…

まあ「瘤取り」じゃなく
「小太り」なのですが…

そして
更に問題なのは明日の予定…

ここから先
重茂半島を抜けて
山田町までむかうには 約50km…

よほど健脚でない限り
最低でも途中でもう一泊しなくては
通り抜けられないのですが…

とにかく宿が少ない!

前回お世話になった
「おとべ荘」さんの先にも
2軒 宿があるようですが
電話すると明日は
宿泊できないとのこと…

…しばし思案…

今回は
重茂半島は通らず
国道を歩き山田町まで向かうことにします

前回歩いて分かってましたが
重茂半島は
潮風トレイルルート上
かなりハードルが高い地域。

…実は内心
ちょっとホッとした…

 
 

【本日の移動距離 ルート】

【休暇村国道入り口〜浄土ヶ浜〜津軽石〜重茂半島入り口・宿泊

【曇りのち雨・ 21.8km】

▼ルートあくまで参考MAP▼

■NEXT■

■BACK■

■TOP■