【STAGE 08】 宇治槇島城

…完敗…

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反信長の旗を掲げた公方様は
圧倒的な力量差をみせつけられ
一度は敗れながらも

すぐにここ

宇治の槇島城で再挙兵…!

たぶん「身の程を知らない」この辺りが
世間的に公が小物扱いされる理由だと思うのですが

自分の力を過信しちゃう
自分なら出来ると思ってたけど ダメだった
そんなところも
僕が公に共感する部分であります

槇島公園(京都府宇治市)

戦国当時、ここは川の中州にあって
難攻不落の堅城だったそうです…

イゴナミダ
1573年

この児童公園で!
室町幕府は滅びた!

…と 教科書には載ってるが

認めん!

認んぞ!

将軍は生きてる!
「引き際」なんて言葉は外野の希望だろ!

…と

石碑の前で熱くなってます

槇島公園は2箇所あって

こっちは遊んでる子供達と
それを見守るお母さん達がいて…

ご時勢柄、変に不安にさせちゃ悪いと思って

満面の笑みで

写真とらせていもらっていいですか?」と

一言ことわると

…は?」 と

怪訝な表情をされて
「あ! ここの石碑の!」と…

子供の写真撮ると思われたのか…申し訳ない

ここもやっぱり
のどかな景色…
宇治は秋には紅葉が美しいらしいです

後年
信長も死に 天下は豊臣秀吉によって治められた後
公方様は ふたたびこの槇島に居を構えます

でも この時は…

殺す価値も無いとばかりに

信長に追われ

生き恥を晒しながら

それでも

復讐のチャンスをうかがう

人は

何かに失敗したり

敗北したりしたあとの人生の方が
長いんだ

だから世の中の人はもっと

この人の生き様に

注目すべきなんだ

 

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