■ 31話・宮城県利府町〜塩釜市
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松島町から利府町へ向かう道は
観光バスなどが多いのに
歩道が無かったりするので
要注意です |
途中、その交通量の多い
車道から脇道に入って |
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目的地へ向かいます |
景勝地松島の中でも
珍しい奇観 |
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利府町「馬の背」
波の侵食により作られた
天然の桟橋です
利府町は、潮風トレイルで辿る市町村の中で
海岸線が一番狭い町ですが
その狭い海岸線にこの面白い景色があります |
小道を下って |
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ここが「馬の背」 |
けっこう幅が狭い箇所もあって
渡るに若干、躊躇しますが |
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両脇の海は浅いので
最悪、落ちても
ズボンが濡れるだけですみます |
遠浅です |
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塩釜神社へは
3つの参道があるようです |
当然
いちばん緩やかな
東参道を |
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猫! |
階段はこんなかんじです |
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塩釜神社
人間に塩の作り方を教えたとされる
塩土老翁神(しおつちおじのかみ)を奉る神社です。
(これは拝殿を背にした写真です) |
志波彦神社
農耕の守護、国土開発の神様
志波彦大神を奉る神社です
時期的に七五三の家族連れが多くて
ほほえましい雰囲気でした |
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境内の
えびや茶屋さん |
三色ダンゴと甘酒をすすりながら
ポソポソと落ち着いた小雨降る境内を
七五三の家族連れが参拝する様を
眺めてるとなんだかホッとします |
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一市町村一絵
利府
九門長者の悪玉姫
「九門長者の悪玉姫」の昔話
昔々
この地の長者屋敷に
悪玉と呼ばれる醜い女の召使がおりました。
実は彼女は遠い国の美しい姫君でしたが
人買いに捕まりこの地に売られてしまったのです。
しかし観音様に祈念し
常人には醜く、高貴な人には元の美しい姿に見える
加護を得ていたのでした。
ある日
この地に遠征に訪れていた
名高き将軍に見初められた悪玉は
将軍との間に子をもうけました。
生まれた男児・千熊丸は神童と呼ばれ
悪玉「姫」ともども土地の人々から大事にされて育ち
千熊丸が成長してからは
都の将軍、「坂上田村麻呂」を訪ね
母子共に幸せに暮らしたのでした
観音様の加護かどうかはさておき
悪玉さんは逆境でも冷静に己を守れる
頭の良い人だったのでしょう。
美しさ強さお金アピールは余計なトラブルの元ナノデス!
それに
世間の言う美醜は個人の好みとは全く別です
ライザップCMでコミットする前の
たるみボディに魅力を感じる人もイルノデス!
一市町村一絵
塩釜市
塩土老翁神(塩釜神社)
志波彦大神(志波彦神社)
塩土老翁神
(しおつちおじのかみ)
その名の通り人に製塩を教えた神様
海幸彦・山幸彦の物語で
兄の大事な釣り針を無くして困っていた弟・山幸彦に助言を与えたり
「日本書紀」では神武天皇に「東方によき国あり」と教え東征のきっかけをつくったとされる
人に知恵を授けてくれる神様
志波彦大神
(しわひこのかみ)
塩土老翁神に協力した
農耕の守護、国土開発の神である と
大昔よりこの土地に伝わる他は
記録、伝承にもその名が見られない
謎の多い神様
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