岩手県遠野市〜奥州市大森山人首丸墓碑

釜石駅から釜石線に乗って
遠野市を目指します
車窓より

東北の 内陸の景色もまた
秋を感じて心地よいです
遠野駅

自分で撮り忘れていたため
後日、市内在住の学生時代の先輩に
撮って送っていただきました
市内観光案内をしてくれたのも先輩です
ありがとうございました

遠野市 (先輩撮影)

先輩は僕と同様
嫁といえば2次元限定で よくて 3D
3次元では女っ気の無い人だったのに
家にいきなり美人の奥さんがいて
これはきっと何か もののけ的なものを
助けた恩返しなのだろうなと思いました。
遠野伝承園
この囲炉裏端で
地元のおばあちゃんの昔話が聞けます
秋の風景
河童淵

…吊るしてるのはキュウリです
さわやかです
デンデラ野

さわやかな野っ原のようですが
伝わる話は暗くつらいものです
デンデラ野付近の
橋のレリーフ

むかしむかし この付近では
60歳になった老人は子供に背負われて
この野原に連れてこられ、
同じように連れてこられた老人達と共に
共同生活をし、ひっそりと死んでいった…
貧しい時代の 悲しい風習です…

高清水展望台より
遠野全景を望む

奥州市
人首丸(ヒトカベマル)墓碑へ向かいます

この最後の集落から約7km
林道を登ります

秋田在住の友人の車で
岩手の友人と共に
乗せていってもらいました。
ありがとうございます
林道
なにやら不安になる
案内板
しかし
所々に新しい案内板があり
安心しました

行ける所まで車で登り
そこからは歩きます
墓碑入り口
人首丸の墓碑

人首丸(ヒトカベマル)は
1200年ほど昔に
朝廷に反逆した蝦夷の頭領・阿弖流為の
息子とも甥とも言われています。

阿弖流為が朝廷軍に降服後、
騙まし討ちの様な形で都で斬首され
怒った蝦夷の人達が再び蜂起した際の頭領が
この人首丸でした。

鬼となって
散々に朝廷軍を苦しめた人首丸でしたが
ついに捕らえられその首をはねられます。

首実検の際、朝廷軍の司令官が見たものは
鬼の首ではなく
年まだ若い 美しい少年の首でした

その少年の埋葬された場所が
ここ人首丸墓碑です
 
 

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