〜高知県(01)〜

【大きい写真有り】

(高知県東洋町)

太平洋から

朝日が…

昇った!

【大きい写真有り】

【大きい写真有り】

室戸岬への道は

左に海
右に山の
長く単調な景色が続くので

人によっては
「遍路いちばんの難所」という人もおりました

写真で見る分には
美しい景色ですが

ここを丸一日
ただひたすら歩きます…

(途中 集落をはさみながら 約30km)

(台風など来れば通行不能になります)

【大きい写真有り】

そうなると

いま考えなくても良いことを

考えてしまう…

「僕はこのまま一生 独り身なんだろうか…」

とか

(高知県室戸市)

夫婦岩

岩石だって!

結婚してるのに!

人間の! 俺が! 独りか!

ここは
弘法大師空海
お大師様が

「空」と「海」しか見えない岩窟に篭って
修行された場所です。

【大きい写真有り】

(高知県室戸市)
お遍路を始めて
高知県へ入るのが
だいたい1週間から10日目ほど。

旅の初めにあった
心の緊張が薄まり
体も慣れてくると

頭が 余計なことを考え始めます。

「意味ないな…帰ろうかな…」

「他の奴はもっと有意義なことやってるぞ」

「やめる必要は無い…
一度帰って また来ればいいじゃん…」

(高知県室戸市)

四国4県で
高知は

「修行の道場」


よばれています

捨て往来手形
(高知県室戸市)

…そんな
遍路を中止することを
頭で正当化し始めた時に

八十八ヶ所の寺を回るシステムが
弱い心を押し留めてくれます

【大きい写真有り】

【大きい写真有り】

(高知県室戸市)

「…キリがいいからもう一ヶ寺歩こう…」
「…だったら もう一ヶ寺歩けば…」

そして気が付けば
一日が終わっている

本当に良くできてます

(高知県安田町)

あの山の上の

二十七番 神峯寺(こうのみねじ)

へ…向かいます

もう

ひたすら

足を動かす

知らない土地でむかえる

日暮れは

とても寂しい気持ちになる

【大きい写真有り】

(高知県安芸市)
(高知県安芸市)
(高知県香美市)

お遍路休憩所

一日中歩いていると
なぜか お腹がユルくなる…
毎日続く 全身運動で
消化器系が鈍くなる…らしいですが

本当にトイレが
ありがたいです

(高知県南国市)

国分川
田んぼ道を歩き
高知市内を目指します

【大きい写真有り】

【大きい写真有り】

水を張った田んぼの上を

吹く風が心地よい

でも

ジャンボタニシの
蛍光色のグミみたいな卵が
あちこちに転がってて

ギョッとしてしまう…

【大きい写真有り】

 
 

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